建設機械整備士に必要な資格とは?
建設機械のスペシャリストである、建設機械整備士に必要不可欠となるのは、建設機械整備技能士という資格です。この建設機械整備技能士は、認定資格ではなく国家資格として手にすることができるので、資格を保持しているということは、高い知識や技術を保持していることが認められているということになります。
そのため、建設機械整備技能士の資格を所持していないにも関わらず、この建設機械整備技能士と名乗ることは、職業能力開発促進法によって禁じられているので、たとえ建設機械のスペシャリストとして活躍していても、資格を保持していない場合は名乗ることはできません。
建設機械整備技能士には、特級、1級と2級があり、特級は、建設現場の管理者や監督者が持つべき技能者、1級は上級技能者、2級は中級技能者としての技能を持っていると想定されています。
誰でも受験資格が与えられるのではなく、2級は実務経験が2年以上、1級は実務経験が7年以上、特級は1級合格後5年以上の実務経験がなければなりません。ただし、学歴に応じて実務経験が不要となる場合があります。
このように、建設機械整備技能士は、実務経験に基づいて受験資格が得られて取得していくというスタイルとなっているのが基本。資格を保持していることは、それだけの知識や技術そして何よりも経験があるということを実証しているものとなっています。