建設機械整備士の資格を取るための試験について解説
建設機械整備士は国家資格になり、2級・1級・特級の3つにわかれていて、厚生労働省が主催する試験に合格することで建設機械整備士の資格を取ることが可能です。
建設機械整備士は建設現場などで使用されている重機などを整備するためには必要な資格ですが、それぞれの資格を取るためには実務経験が求められます。
2級は実務経験が2年以上、1級は実務経験が7年以上(2級資格保有の場合は2年)、特級が1級合格後に5年以上の実務経験が必要です。
すべての級において学科試験と実技試験があることから、普段の業務から実技試験については対策をおこない、学科試験はテキストなどを参考にして学習することがおすすめです。
学科試験が100点満点中65点以上、実技試験が100点満点中60点以上が合格ラインになっていて、学科試験と実技試験の両方で既定得点を超えることが合格条件です。
合格率は級によって異なりますが2級でだいたい50%ほどなことから、試験難易度はやや難しいといえるでしょう。
建設機械整備士の資格を取るためには実務経験が必要不可欠ですが、仕事をしていく間に専門的な技術や知識は身についていくので、実際に現場で働いている段階から意識して業務をすることが大切といえます。